花 はな ゆめかうつつか
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明るい太陽の下 オオイヌノフグリの空色の花が
ぽつぽつと咲き始めました。
この花が咲き始めると寒い冬に別れを告げ、
温かな春が訪れた喜びを感じうれしくなってしまいます。
かわいい花に似合わない名前
あまりにもかわいそうで
こんな名前を付けた古の人が恨めしくなります。
日の光に金色輝くミモザの花は「春が来たよ~」とささやいているようです。
イタリアではこの日、
男性が女性にミモザの花を贈ります。
そのため「ミモザの日」とも呼ばれ、
この日を迎えると街中に
ミモザの花があふれます。
今では女性同士で送りあっているそうです。
フランスでも春を告げる花として親しまれています。
「ミモザサラダ」は
野菜の上にタマゴの黄身をこまかく
かけた様子が、ミモザの花びらを
ふりかけた様子に似ていることから、
そう呼ばれるようになりました。
林の一角が黄色く染まっています。
近くによるとマンサクの花が見事に咲いた大きな木でした。
葉は1枚もなく花だけがまるで線香花火が
ぱちぱちとはぜているようでした。
その隣には 大きな枯葉をいっぱいつけて、
その陰に花を咲かせるシナマンサクの木。
同じ黄色の花でもシナマンサクは茶色の葉ばかりが目立って
花は影が薄いです。
これだけのたくさんの花が咲いているとその香りも相当なもの。
でもやわらかい香りにうっとりしてしまいました。
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